男性型脱毛症治療の基本はカウンセリングと投薬です。この投薬治療がAGA治療を一気に有名にした理由の一つです。

これまでの育毛発毛は基本的に外用薬であり、効果に個人差が大きなものでした。また効果検証が十分に行われない商品も多く、大規模調査が行われるケースもそれほどありませんでした。しかし内服薬を使用した薄毛治療が行えるようになったということで男性型脱毛症治療は一気に有名になったのです。ポイントとなるのは服用する薄毛対策と、効果検証が行われるようになったことです。
あまり知られていませんが、薄毛治療で使用する薬はもともと別の目的で使用されていた薬でした。例えば高血圧や前立腺肥大です。そのような薬の副作用に脱毛症を改善する効果があったのです。たまたま発見されたこれらの薬は十分な効果検証の後、治療薬として使うことができるようになりました。このような経緯であるため、高血圧の治療中や前立腺関係の病気がある場合には主治医に相談する必要があります。